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生きてる実感がしない日が多いです。
何もしなくても勝手に太陽は沈んでいくので、もう寝なきゃ、と目を疲れさせるために急いで電気をけしてYoutubeを見る日々が続きます。
唯一生きていることを実感するのが空腹です。ある種の痛みが今生きていることを感じさせてくれるっていう。あ、これリスカしてる人と同じ思考だ、ってなって今日も名前のない料理を口に運んでいます。
生きてる感じがしないのは、頭働いていないせいだ、とも捉えられます。普段些細なことからしょーもないことを考えることが好きだったので、新しい発見を得ることができない自宅ではどうしても思考が腐ってしまいます。
思考が腐らないようにブログを始めたので、脳を活性化させるトレーニングをしよう
というわけで今日使うサイトは「ランダム単語ガチャ」です。
このサイトで適当に単語を出してもらってもらってそれについて書いてみましょう。
とりあえず単語を出してもらいます。結果はこちら
女がいた。ラジオが好きだった。「書店に行くと便意がこみ上げる」という趣旨のメールを投稿した。個人的な悩みだと思って投稿したのだが、その便意はラジオパーソナリティに共感され、リスナーに共感され、ついには全国に共感が広がった。女はその現象について自身の名前を引用して「青木まりこ現象」と名付け特許を受けた。
ラジオを聞いていたテレビプロデューサーは、秀でた一般人を紹介する深夜番組に女を出した。書店からの中継、MCの質問に笑顔で答えていた女。お気に入りの本を紹介することになり本を開く、ドンッ、と銃声。赤色の本の完成。女も本のように全く動かなくなってしまった。
女を殺した男はすぐにつかまった。有名人を殺すことで世間に名を轟かせたかったらしい。送検されている男を撮るカメラ、フラッシュによって画面が真っ白になった瞬間_
女は目を覚ました。背中には汗。ああ夢か。時計を見る。深夜三時ちょっと前。どうやらラジオが始まる前に寝落ちをしてしまっていたらしい。
今日こそメール読まれるといいな。「書店に行くと便意がこみ上げる」なんて誰にも共感してもらえないと思うけど__
その一部始終を見た教授はパソコンを閉じた。生身の体が無くても夢を見たりするのか、ましては夢の中で殺される夢とは、、と教授は呟く。水槽の脳を撫でながらまた呟く。今度はもっと欲望の数値をあげてみよう__
当然、教授の声が聞こえるはずもない、体が無いのだから